印象としては、もっと鮮烈だった。しかしそれを写真で表すとなると、色彩が飽和してしまう。
秋にはうつくしかった巨大な河。水の減少により表面の氷が隆起して恐ろしいひび割れに! 氷の厚みは80cm以上はある。(表面の白い部分は雪。その下に分厚い氷がある。)隆起の高低差 はゆうに人の背丈を越えている。
湖面の上にいるとき、氷の割れる音は、地響きの様。すさまじいパワー。本当に恐ろしい音だ。
ズ・ゴゴゴゴッツ!! 湖の真ん中にいるときは、心底恐怖。
その中を車で爆走するラップランドの男たちは、いったいどんな神経の持ち主なのか!
鮮やかな太陽を、樹木越しに撮影。私の息の蒸気で自然のフォギー効果が・・!(?)
端整
理屈抜きにうつくしい。が、すぐに移り変わってしまう。どうしてこのままとどまってくれないのか・・もっともっと、大きい画面でお見せしたいところです。
この湖で、日夜クロスカントリースキーの特訓に明け暮れる私たち。
「わたしって、悪いコーチかしらっ?!」ためらい無く、どんどん奥地へと我々を導く特任コーチ。
Pコーチの求める技術レベルは高い!「スキーはリズムっ!ストックのバランスがなってない!!」明日に向かって妥協なき特訓はつづく・・
とりあえず、平地でこけないようになること・・これさえマスターできれば。
戦いはまだ始まったばかりだ!!
フィンランドによくある「プール」
それでもラップランドの人たちは、「我々が氷の中で泳ぐ、なんて、間違った外国人の思い込みだ。」と、言い張る。
ちなみに、手前のこの鉄の手すり。水から上がってぬれた手で触ったら、凍り付いて取れないと思うんですが・・
こちらの人たちからよく耳にすること。
「子供は何でも舐めたがる。時に屋外の凍りついた金属をなめて張り付き、どうにも身動きできなくなる・・」
その後どうなるのでしょう・・・「舌は切り落とすわけに行かんからなあ・・」
おそろしい。
そしてまた、「太陽の柱」。
夜歩きがすごく楽しい・・
お気に入りの黄色い(他人の)家
今年は例年になく、雪が少ないラップランド。
雪面の上の人工色。一色だけの神聖さ。
私の作った氷の彫刻
マクロレンズがあれば、こんな抽象作品が大量生産できる。ほんとに私のアトリエの床にこんなのがごろごろ転がってるんですが・・
夜遊びもほどほどに・・しかし楽しくてやめられない。
不良外国人・・?
今も現役!!
TOYOTA ヒヤケ!! …って?
HI ACE ・・はいえーす・・のことでした。ラップのトナカイファーマーはみんな持ってるトヨタヒヤケ!!
「トヨタ・ヒアケ!!俺も持ってる、5台だぜ!!」と、愛するPさん。
たくましいトナカイファーマーの男たち。後ろ向きの方が、すっごいカッコいい女医さん。
トナカイの寄生虫の予防接種。荒々しい男軍団の中、紅一点、ピストル型の注射器を構えて颯爽とされてます。
今後のことを考えて、私も一発、打ってもらったら良かったかも?